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元美容師が教える美容院と髪のこと

元美容師が美容院と美容師、髪の毛のことを紹介するブログです。

元美容師が教える整髪料の種類と特徴、髪質や髪型に合った整髪料の選び方

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髪の毛のセット、アレンジには欠かせない整髪料ですがその種類の多さにどれを使えばいいのか戸惑ってしまう人もいるのではないでしょうか?
今回は整髪料別の特徴と髪型や髪質別にどんな整髪料を選んだらいいのかや、整髪料の使い方も紹介したいと思います。
こんな髪型にしたいんだけどどんな整髪料をどうやって使えばいいの?という疑問を持っている人は参考にしてみてくださいね。

整髪料の種類

整髪料にも多くの種類がありますがここでは使いやすくて一般的にもなじみのある次の6つの種類に分けて説明していきたいと思います。

  • ワックス
  • ムース
  • ポマード
  • ヘアスプレー
  • ジェル
  • ヘアクリーム

ワックス

ワックスの特徴

髪にボリュームや動きを出したいときに使います。
セット力は強い方ですがそんなに固まらないので、手直しもしやすく使いやすいのが特徴です。

ワックスの使い方

使う時は髪をしっかり乾かしておきましょう。
手のひらでよく伸ばしてからセットします。
束感を作りたいときは指先に少量ワックスをつけ指でよく伸ばしてから毛束をねじるようにせっとしていきましょう。

ワックスは次の3種類に分けて紹介していきますね。

ファイバーワックス

ファイバーワックスのファイバーとは「繊維」の事です。
指につけたときにワックスが糸を引くように伸びますが、繊維がはいっているからなんですね。
伸びがよく、束感を作るのに向いていてセット力も強いです。
油分が多く仕上がりにツヤ感があるのが特徴です。

マットワックス

そのネーミング通り、マットでツヤの無い仕上がりになります。
油分が少なく、軽い質感なのも特徴のひとつです。
ドライワックス、クレイワックスというのも呼び方が違うだけで、マットワックスとおなじなんですよ。

クリーム系ワックス

ファイバーワックスとマッド系ワックスの中間のワックスです。

髪の少ない人はファイバー系ワックスはツヤ感が出るので薄毛を目立たせてしまうかもしれません。
また、重めの質感なので髪質が柔らかい人はワックスの重みに髪が負けてしまうこともあるでしょう。
油分が多くべたつきやすいので少量ずつバランスを見ながらつけましょう。
マット系ワックスはツヤがでませんから、髪が傷んでる人やパサついてる人は痛みやパサつきを強調してしまうことがあります。
油分が少ないので軽くて自然な仕上がりになります。
ファイバーワックスは髪質が剛毛な人や、髪の傷みが気になる人におすすめです。
束感を作って動きのある髪型を作るのにも向いています
マットワックスは髪が少ない人、柔らかい人におすすめです。
ふわっと軽い仕上がりで流れのある髪型に向いています。
自分の髪質に合わせて選びそのうえでカチッと固めたいならハードやスーパーハード、自然な仕上がりがいいならソフトと使い分けるといいですね。

ムース

ムースの特徴

ムースは泡状のスタイリング剤でカチッとセットするものから、ウェーブを出してふわっとしたスタイルにしたいときに使うものまで様々な種類があります。

ムースの使い方

使う時は缶をよく振ってから下に向けて泡を出します。上向きで使用するとガスばかりがなくなってうまく使いきれなくなってしまいます。
ゴルフボール二つ分を目安に量を調節してみてください。
泡のまま髪につけたくなるところですが手のひらでしっかり伸ばしてから髪にもみ込んでくださいね。

ムースは4種類に分類して紹介したいと思います。

ナチュラルタイプ

パーマのウェーブを出したいときや髪のボリュームを出したり、抑えたりしたいときに使いましょう。
パーマのウェーブを出したいときはパーマ専用のムースを使ってくださいね。
パーマは髪が乾くと伸びてしまうので、髪を濡らして好みのウェーブの状態にしてからムースをもみ込んでください。
髪を固めてキープするというよりは髪を整えるのに使います。

ハードタイプ

髪型をしっかりキープしたい人におすすめ。
とにかく崩したくないという人はさらにセット力のあるスーパーハードを使用するといいですね。

ウェットタイプ

濡れ感ツヤ感を出したい人はウェットタイプがおすすめです。

ワックスムース

セット力はありますが、ハードタイプのように固まらないので手直しのしやすいのがワックスムースです。
自然で動きのあるスタイルが作れます。

ムースにはトリートメント成分が配合されているものもあるので髪の傷みが気になる人は、それも選ぶ基準になりますね。

ポマード

ポマードの特徴

髪を固めずに油で髪同士をくっつけてセットします。
ツヤ感・濡れ感のあるスタイルができます。
油でくっつけているのでほこりやごみがつきやすいという欠点もあります。
ただ髪型が崩れたときにクシでさっとなでて整えられる手直しのしやすさもあります。

ポマードの使い方

少量づつ手に取って手のひらでよく伸ばして髪全体に塗っていきます。
バランスをみながらポマードをたしていきましょう。

ポマードの種類

油性ポマードと水性ポマードがあり水性ポマードがグリースともよばれています。
グリースといえば阪本高生堂のクールグリースを思い浮かべる人も多いかもしれませんね。
セット力の強いハードタイプやセット力弱めのソフトタイプなどがあります。
整髪料は油性のものが多く洗い流すのが大変だったりしますが、水性ポマードのグリースは水やお湯で洗い流せるというのもほかの整髪料にない特徴ですね。
ワックスのツヤ感が物足りないときにグリースを少し混ぜて使うというのもありですね。
ポマードといえばリーゼントやオールバックというイメージですが、水性のポマードのグリースだと若干セット力が落ちるので、リーゼントやオールバックにするなら油性ポマードがおすすめです。

ヘアスプレー

ヘアスプレーの特徴

キープ力はありますがスプレーで髪型を作るというよりは、ワックスやムースなどほかの整髪料で髪をセットした後の仕上げに使い、ヘアスタイルをキープします。
スプレーして固まった後にクシを通したりすると白く粉をふくので手直しはしにくいという特徴もあります。

ヘアスプレーの使い方

スプレーはよく振ってから使いましょう。
髪に近づきすぎてスプレーすると部分的に固まったりしてきれいに仕上がらないことがあるので20~30㎝ほど離してスプレーしましょう。

ヘアスプレーは3つの種類に分けて紹介します。

ハードタイプ

アップスタイルや、ショートで動きのあるスタイルにしたときはしっかり固めるハード系を仕上げにつかうといいですね。

ナチュラルタイプ

パーマなどの巻き髪やダウンスタイルをふんわり仕上げたいならナチュラル系スプレーを使いましょう。
髪の表面だけではなく髪の内側にもかかるように髪を持ち上げて根元からスプレーすることで髪にボリュームを出したりカールスタイルをキープすることができます。

ツヤだしスプレー

セット後の仕上げにつやを出すのに使います。
髪を固めたり、キープするものではありませんが、髪の痛みやパサつきが気になる人はセットの仕上げに使うといいですよ。

ハード系のキープ力が強いものほど粉をふきやすいですが、手直しをしやすいナチュラルタイプと髪型によって使い分けましょう。
前髪セットにスプレーを使う人も多いと思います。
あくまでスプレーは仕上げに使って、まずはブローして前髪を整えましょう。
最後に前髪を崩さない程度に持ち上げ斜め下の方からスプレーします。
前髪の表面はスプレーをつけすぎると不自然に固まったりするのでさっとかけるだけにしましょう。
セット後はクシを通すと白い粉がでるので気を付けてくださいね。

ジェル

ジェルの特徴

ジェル状のスタイリング剤は髪の毛をハードに固めたいときに使います。
ツヤ感ある仕上がりでキープ力が高く、スプレー同様セットして固まった後にクシを通すと白く粉をふくので手直しはしづらいでしょう。
ロングヘアのセットには向きませんがショートヘアをツンツンに立ち上げたいときなどにおすすめです。

ジェルの使い方

ジェルを使うときは髪を濡らしてからセットしましょう。
しっかり濡らした髪をタオルドライしたくらいが目安です。
手に取ったジェルを手のひら全体によく伸ばしてから髪につけます。

ジェルの種類

セット力の違いでハードやソフトがあり、濡れた質感を出すウェットタイプのジェルもあります。

ヘアクリーム

ヘアクリームの特徴

髪型をセットしたりキープする力は弱いですが髪を整えたりツヤを出すのに使います。
洗い流さないトリートメントなどもヘアクリームに分類されます。
整髪料は使いたくないけど髪のパサつきを抑えたい人やツヤを出したい人などにおすすめです。

ヘアクリームの使い方

つけすぎるとべたつくので適量をつけるようにしましょう。
目安は10円玉くらいの量ですが、髪の量や髪質によって調節してみてください。
洗い流さないタイプのトリートメントはシャンプーの後タオルドライをして毛先や傷んでる部分を中心にも見込むようにつけてください。

まとめ

整髪料の基本的な特徴や使い方をご紹介しました。

 束感を作って動きのあるスタイルを作るならワックスを使うのがおすすめです。

ワックスのキープ力だと物足りないという人は仕上げにスプレーを使うか、ワックスではなくジェルを使ってセットするとしっかり固まります。
ワックスとジェルを混ぜて使えば固まり過ぎずにツヤのある仕上がりになります。
パーマのウェーブやカールをきれいに出したいときや髪の広がりを抑えたいまたはボリュームを出したいときはムースを使いましょう。
濡れ感のある仕上がりにしたい人やリーゼントやオールバックを作りたいならポマードを使うのがいいですね。
そしてワックスやジェルでセットした髪をキープするための仕上げにスプレーを使うといった感じです。
整髪料は使いたくないけどツヤを出したい人やパサつきを抑えたい人はヘアクリームで整えましょう。

おすすめ整髪料はこちらで紹介しています。

biyouin.hatenablog.com

整髪料は混ぜて使うことでアレンジの幅も広がりますし、整髪料を買って失敗したと思った時に新しく買った整髪料に少しずつ混ぜて使って消費するなんていうのもありですね。
整髪料を選ぶための参考になれば幸いです。