元美容師が教える美容院と髪のこと

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元美容師が教える男の子と女の子の子供の髪型とカラーやパーマ

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子供の髪型をどんなふうにしたらいいのか悩んでいませんか?

できれば子供らしさを生かした、おしゃれな髪型にしてあげたいけどどんな髪型がいいんだろう・・・と悩む人のために、ここでは子供におすすめの髪型や女の子の髪の結び方などを紹介したいと思います。
カラーやパーマの子供への影響についてもまとめましたのでチェックしてみてくださいね!

小学校入学前の子供の髪型

小学校へ上がる前は一切決まりごともなく自由に髪型を楽しめるので、我が子を個性的でかわいい髪型にしたいと思っている人もいることでしょう。
ただ決まりごとがないからどんな髪型でもいいのではなくて人から好感をもたれる髪型にしてあげたいですね。
あまりに奇抜だったり個性が強すぎると子供が好奇の目でみられてしまいます。
まだ自分では判断できない子供ですから、そこは親がしっかり意識しましょう。

子供の髪の毛のカラー、パーマについて

最近は小さいうちから髪を茶髪にしたり、パーマをかけたるする子もいますね。
テレビの子役タレントやキッズモデルの影響でしょうか?
私が美容室で働いていたころも、入学前の子供がカラーをしたりパーマをかけに来たりとということがありました。
これはほとんどの場合親の意志であって、子供はわけもわからずカラーやパーマをしてるんですね。
(ごくまれに子供自信の強いこだわりで、という事もありましたが・・・)
これに関しては賛否両論あるところでしょう。
個人的には、あくまで見た目だけのことでいうなら「かわいいなぁ」とも思うのですが、子供の頭皮にあたえるダメージを考えたらとてもおすすめできません。
・・・というか見た目に関しても一般的には否定的な意見の方が多いようです。
場合によっては「非常識だ」と偏見の目で見られることもありますし、「親のエゴで可愛そうに」と憐みの目で見る人もいます。
子供の髪型については「子供らしさ」「かわいらしさ」などを重視してみてる人が多いようです。
基本そのままで十分かわいいということですね。
子供のおしゃれを考えるなら子供らしさを生かした髪型にしてあげたいですね。
子供にカラーやパーマをする場合、否定的な意見の人がが多く偏見を持たれる可能性があるということと、こどもの頭皮には悪影響だという事も考えて決めましょう。

 

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カラーやパーマは子供にどんな影響を与えるのか?

大人でもカラー、パーマ後は髪が傷んだり頭皮がかゆくなったりすることもありますよね?
子供はまだ成長途中でそれは、頭皮も例外ではありません。
成長途中の頭皮をカラー剤やパーマ液で痛めてしまったら・・・
髪の毛の成長に影響してくる可能性もあります。
今は何の影響もないように見えても将来的に、髪が正常に育たなくなる可能性があります。
大人なら自己責任ですが、抜け毛・薄毛・細毛などで悩むことになるのは子供なのだということも覚えておきたいですね。

男の子の髪型

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男の子は圧倒的に短髪が人気ですね!
女の子に比べると髪型のバリエーションはどうしても少なくなってしまいますが、男の子だっておしゃれな髪型を楽しみたいですよね!
今は男の子でも個性的でおしゃれなスタイルもありますから参考にしてくださいね。

ソフトモヒカン

頭頂部(トップ)の髪が一番長くなるようなスタイルです。
トップの長さを長めにしてワックスで動きをだせばスタイリッシュに。
短くすれば元気いっぱいのショートソフトモヒカンになります。

ツーブロック

サイドやバックを刈り上げるスタイルですね。
刈り上げなくても短めにカットするだけでも印象は変わりますよ。

サイドにラインを入れる

ちょと個性をだしたいならソフトモヒカンやツーブロックで刈り上げたサイドにラインを入れてみてはどうでしょうか?
ラインだけでなく、マークやイニシャルなどを入れてるのも子供ならではで遊び心があっていいですね。

アシンメトリー

個性重視!という人には髪型をアシンメトリーにしてみるのもおすすめです。
左右の長さのバランスを変えた髪型でバランスを崩すほど個性的になりますが、セットによってはだらしなく見えることもあるので気をつけましょう。
ワックスで整えておしゃれに決めましょう!

ボブカット

子供らしいかわいらしさを出したいならボブカットがおすすめ。
キューティクルでつやさらな髪の毛のおかっぱは小さい男の子だから似合う髪型です。
女の子と間違えられそうなかわいらしさが出せるのは、今だからこそですね!

ウルフカット

ちょっと長めの髪ならウルフカットもいいですね。
トップにボリュームをだして、襟足も長めなスタイル。
大人だとワイルドな感じですが、子供だと元気でやんちゃな印象になりますよ。

女の子の髪型

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女の子の場合、子供のうちは髪型によって男の子に間違えられることがあります。
特にショートカットにする場合は注意しておきたいですね。
私も子供の頃はショートカットだったのでよく男の子と間違えられて悲しい思いをした記憶があります(涙)
髪を結ぶのを嫌がる子は、つい楽ちんなショートカットにしてしまいがちです。
短くするにしてもベリーショートは避けてショートボブにしたり、襟足は長めの髪型にするといいですね。
前髪をかわいいピンでとめてあげるだけでもかわいくなりますよ。

長い髪の女の子用アレンジ

「女の子の髪はかわいく結んであげるのが大変」と思っていませんか?
私も幼稚園に通っている娘の髪を毎朝結んであげますが、忙しい朝はあまり時間もかけていられません。
そんな時間のない朝でも簡単にできる結び方を紹介しますね。
数種類の簡単な結び方を覚えておけばアレンジの幅も広がりますよ。

編み込み

女の子の髪型の基本ともいえる三つ編みと編み込み。
これはしっかりマスターしておきたいですね。

基本の三つ編み

髪を3等分にわけます。
右の髪の束を真ん中の束を上からまたいで中央に持ってきます。
次に左の束を先ほど真ん中になった束を上からまたいで中央にもってきます。
これを三つ編みを作りたい部分まで繰り返して最後にゴムで結びます。

編み込みの作り方

髪を3等分にします。
最初の一回だけ基本の三つ編みの要領で編みます(右の束を中央に、左の束を中央に)
次から編み込んでいきます。
右の髪の束を真ん中に持ってくるときに下の髪を少しすくって合わせて真ん中に持ってきます。
次に同じ要領で左の髪の束とその下の髪をすくって合わせて真ん中に持っていきます。
これを繰り返して最後にゴムでとめます。
左右どちらかだけ編み込んでいくと片編み込みになります。
サイドに編み込みを作りたいときは片編み込みにしましょう。
右サイドに編み込みを作りたいときは右の束だけ編み込んでいきます。
左サイドに編み込みを作りたいときは左の束だけ編み込んでいきます。

裏編み込み

基本の三つ編みと編み込みができたところで、子供におすすめなのがこの裏編み込みなんです。
じつはこの裏編み込み、普通の編み込みより髪型のバランスを取りやすいんです。
編み込みは苦手という人も裏編み込みだとうまくできるかもしれません。
可愛いくて簡単にできるので、私も娘の髪は裏編み込みを使ったアレンジがほとんどです。

裏編み込みの作り方

編み込みはサイドの髪の束を真ん中の束を上からまたいで中央に持ってきましたが、裏編み込みは下から真ん中に持ってくるわけです。
単純に編み込みの逆ということです。
裏から編み込んでいくことで三つ編みのラインが表にはっきりでるのでかわいらしいスタイルになります。

フィッシュテール

フィッシュボーンとも言われますが、魚の骨のように見えることからこのネーミングになったようです。
編み込みより上品なイメージとでもいいましょうか・・・
おしゃれな仕上がりですが子供がすると、やはりかわいいのでおすすめです。
これも慣れてしまえば三つ編みより簡単ですよ。

フィッシュテールの作り方

三つ編みは髪を三つに分けますがフィッシュテールは二つに分けます。
右の束の右端から少量の髪をとって上を通って左の束に合わせます。
この「少量」というのが大事です。
(毛束の4分の1~5分の1くらいの量)
次に左の束の左端から少量の髪をとって上を通って右の束に合わせます。
これを繰り返して最後にゴムでとめます。
ポイントは髪の束の外側から髪を持ってくるということです。

ギブソンタック

あまり聞きなれないという人もいるかもしれませんが、アメリカで人気の髪型です。
海外映画やドラマなどでも女優さんがやってるのをよく見かけます。
上品な大人のイメージですが実は子供にも似合う髪型で、アレンジ次第で髪型のバリエーションも増えます。

ギブソンタックの作り方

うしろの低めの位置で一本にまとめます。
結んだゴムを少し緩めます。
ゴムで結んだ髪の根元側をぐっと広げて毛先を入れ込んでいきます。
最後まで毛先を入れ込んだらピンで固定して完成です。
子供の場合はゴムで結ぶ位置をを耳より高めの位置で作るといいでしょう。
ルーズに髪を入れ込むと大人っぽくなりますし、しっかり入れ込むと子供らしさがでます。
そのままでもかわいいですが、飾りをつけてあげるとまたかわいらしい印象になります。
浴衣にも合いますし、ちょっとしたお出かけの時にもおすすめです。

まとめ

子供が大きくなると髪型にも自分の好みがでてきますが、小さいうちは親の特権で子供らしいかわいい髪型を楽しみましょう!
だからといって、どんな髪型でもいいわけではなく子供が周りから好感をもたれるような髪型にしてあげたいですね。
カラーやパーマは子供の頭皮に強いダメージをあたえますし、一般的にも否定的に思う人が多いということも覚えておきましょう。
女の子の髪を結ぶのが大変そうだと思っても基本の結び方さえ覚えておけばアレンジの幅も広がりますよ。
とくに裏編み込みは子供におすすめで、普通の編み込みよりバランスを取りやすいのでぜひチャレンジしてみてくださいね。