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元美容師が教えるメンズの短髪ツーブロックの髪型・パーマ

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2015年今またツーブロックへアが男性の中で流行ってますね。

いまさら聞けないツーブロックとはどんなヘアスタイルなのか?
おすすめのツーブロックヘアスタイル。
ツーブロックでパーマスタイル。
ツーブロックヘアの印象や注意点など。
様々な角度からツーブロックヘアについて考察していきます。

 ツーブロックとはどんなヘアスタイルなのか?

頭頂部を長めに残し、サイドや後ろを刈り上げたヘアスタイル。
長さの差や幅のバランスで様々なタイプがあります。
大正時代にあった震災刈りというのがあり、ツーブロックという名称はなかったにしろまさにツーブロックヘアです。
残す幅が狭ければモヒカンスタイルとなったり、種類は様々です。
頭を2つのブロックに分けて切るスタイルはすべてツーブロックといってよいでしょう。
現在男性の間で流行っているのはサイドや後ろを刈り上げて、上部を長めに残すスタイルを指します。
現在だいぶ定番化されていてスポーツ選手やサラリーマンまでツーブロックスタイルをしてる人を良く見かけます。
一見奇抜ともされがちなツーブロックヘアですが、その利点や注意点おすすめのスタイルなど次の項目で考察していきます。

ツーブロックの印象

ツーブロックヘアの印象は長さのバランスによってだいぶ変わっていきます。
短いブロックと長いブロックの髪の長さの差が多いほど奇抜・ハード感が増していきます。
逆に差が少なければさわやかな印象となるでしょう。
ホテルマンや飲食系で髪をピシッと固めなければいけない場合サイドの髪がないのは好都合なのでそういったサービス業の方にもおすすめです。
サイドをピタッとさせたいけどふくらんでしまうので削ってしまいましょうというところから出たアイデアではないかと私は考えております。
狙ってピッチリ7:3分けでサイドと後ろを刈り上げる場合は良いですが、ともすると固い印象になってしまうかもしれません。
また長いかぶせる側の髪をそろえて切るのとバラバラに透ける感じにするのでもだいぶ印象が違います。
下したときにそろっている髪は目立ちやすく、さらに短いブロックの長さが短ければ短いほど色が青くなりますのでより「パッツン」感は強くなります。
刈り上げ部分は長さで調節するより「色」で調節したほうがバランスが整うと思います。
刈り上げ部分はすぐに伸びてしまうのでラインや模様で「遊ぶ」かたもよく見かけますね。
結婚式のサプライズで「おめでとう」とラインでつくっている方をみたことがあります。
刈り上げ部分のラインは1~2週間もたつと伸びてしまうのでちょっとした遊びでチャレンジするのもよいですね。
そういった長さやカット面、刈り上げ部分の色味などバランスよく組み合わせて自分好みのツーブロックヘアを作っていきましょう。

 

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長さ別ツーブロックヘアスタイル

ツーブロックベリーショート

上部ブロック刈り上げブロックどちらとも短いヘアスタイル。
ショートモヒカンに代表される、ニュースポーツ刈りともいえるほどスポーツ選手に向いています。
短くても丸刈りほどいかつくなくスポーツ刈りや角刈りほど固くならない発明的ヘアスタイルといえるでしょう。
今では刈り上げ部分にラインや模様をいれるアレンジなどでさらにおしゃれ感をアップさせているようです。

ツーブロックショート

ブロックの長さの少ないヘアスタイルで爽やかさやスッキリ感があり万能ヘアスタイルといえるでしょう。
ツーブロックの境目をぼかし透け感をだすとよりスッキリ見え上部の長さがあるのでフロントアップスタイルやサイドに流すスタイルなどアレンジできます。
上部の長さと下部の長さをほどほどにすればどんな職業でもマッチするでしょう。
スポーツする方など汗で濡れてしまっても形はそのままなのでツーブロックヘアを採用するスポーツ選手も増えていますね。

ツーブロックマッシュ

いわゆるマッシュボブの内側を刈り上げたスタイル。
刈り上げ部分が見えないけどスッキリ見える隠しツーブロックスタイルヘアともいえるでしょう。
ふとした時に見える刈り上げ部分がオシャレ感をアップさせます。
さらにプラスパーマなどでアレンジも多彩。
長さがあっても重く見えない工夫ですね。

ツーブロックロング

ボリュームを削るといった意味でツーブロックにする場合が多く、パーマスタイルとの組み合わせが多いですね。
パーマはボリュームが出やすいので中を刈り上げてしまえばパーマスタイルなのにボリュームが出にくくこれもアイデアの賜物ですね。

おすすめのツーブロックヘアスタイル

ナチュラルツーブロック

ツーブロックは初めてという方におすすめのヘア。
いつものショートヘアのサイドを刈り上げるだけでも印象が爽やかになり好感度アップ♪
初めのうちは段差を少なくし慣れてきたら差を広げてアレンジしていくためのツーブロック入門的ヘアスタイルですね。

ツーブロックマッシュ

そのままだと重くコミカルな感じになってしまいがちなマッシュルームヘア。
そこを軽く見せるために内側を刈り上げてしまおうというアイデアです。
マッシュの隙間から見える刈り上げが軽さを感じさせます。
スタイリッシュな例だと成宮寛貴さん、コミカルなイメージだとバナナマン日村さん似たような髪型ですがだいぶ印象が違ってきますね。
色やセット次第で色々とアレンジできるのも魅力のひとつでしょう。

ツーブロックアシンメトリー

元々上下のアシンメトリー(非対称)のようなもののツーブロックヘアですので、左右のアシンメトリーもばっちり合います。
毛流れに応じてどちらを短くするか決めたほうが良いでしょう。
毛流れに逆らって短くしてしまうといちいちセットしなければいけなくなります。
毛流れが自然なままのカタチで削るという考え方でバランスよくアシンメトリーにしなければいけません。
いわば盆栽に近い感じですね。

ツーブロックロング

最初から後ろに結ぶのを前提にサイドの量を減らすためツーブロックにします。
下したときの毛量も減りますし、時折り見える刈り上げ部分が「ROCK」感を醸し出します。
残る髪の量を調節しながら刈り上げていきましょう。

おすすめのツーブロックパーマスタイル

ツーブロックヘアはごっそりボリュームコントロールできるのでパーマとは相性が良いです。
長さや強さ別におすすめヘアをご紹介いたします。

ツーブロックショートふんわりパーマ

ツーブロックの長いパートは動きが出にくいのでピンパーマや緩めのパーマで動きを出すと固いイメージにならず刈り上げとのなじみもよくなります。
ベースのカットが重いといくらパーマをかけても動きが出ない場合がありますのでベースのカットをしっかりしておくのがポイントです。

ツーブロックショートハードパーマ

長い部分に丸まってしまうくらいきつめのパーマをかけると黒人さんのようなハードなイメージになります。
ちょっと間違えるとパンチパーマになってしまいますので上級者向けの髪型といえそうです。

ツーブロックミディアムソフトパーマ

ツーブロックもミディアムの長さになってくるとウェーブを生かしたパーマスタイルが出来ます。
大きめのロッドでフンワリかけるとやわらかなイメージとなりアレンジもしやすくなります。

ツーブロックミディアムハードパーマ

ハードにウェーブを見せるようにかけるとイタリアの伊達男的かっこよさがでますね。
サッカーの中澤 佑二さんやピースの又吉さんなんかいい感じですね。
ワンレンソバージュではなく少しレイヤーやシャギーの入った感じのほうがよりなじみやすいと思います。

ツーブロックロングヘアパーマスタイル

メンズでツーブロックロングというだけでかなりハードなイメージなのでパーマスタイルはもっとハードなイメージになります。
ヘビメタやハードロックのイメージがかなり強くロングパーマで爽やかなイメージをだすのは相当上級者でしょう。

ツーブロックヘアスタイルの注意点

ツーブロックの髪型は髪の長い部分と、カリアゲ部分の角度によっては、モヒカンのような印象を与えてしまう危険性があります。
いくら流行っていて清潔感があったとしても、面接や大切な時などは見る人によって印象が違いますので避けたほうが無難でしょう。
髪型で大事な会合がだめになったらもったいないですもんね。
女性の意見も「似合ってればいいんじゃない?」「清潔感があってすき」など意見は半々。
しかし周りの意見ばかり気にしていてチャレンジしないのももったいないですね。
周りの環境や自分の求めるスタイル、そしてそのスタイルがどういう印象を与えているかキチンと把握していれば失敗無くチャレンジできると思います。
なかにはセルフカットでツーブロックヘアをしてしまう方もいらっしゃいます。
セルフツーブロックカットするときの注意点はパートをしっかり分けるということです。
ラインのがたつきもそうですが、左右の角度が違うと頭のカタチまで悪く見えてしまいます。
上部の長いブロックもあまり真っ直ぐ切ってしまうと髪に厚みがでてしまいなじみが悪くなるのでセニングなどで毛先をなじませましょう。
節約のためにセルフカットする方がいらっしゃいますが、バランスを整えるために3回に1回くらいは美容室に行って整えたほうがスタイルの持ちが良くなります。
セルフカット用のヘッドが回転するバリカンなども売ってますので刈り上げ部分を整えるくらいならば自分でやっても大丈夫でしょう♪

メンズのツーブロックの髪型やパーマのまとめ

ここ数年で急激に認知度が再燃してきたツーブロックヘア。
また何年かたつと急に古臭くなってしまうかもしれません。
旬な今のうちに一度やってみるのも良いのではないかと思います。
このような記事が作られるのも旬な証拠ですね。
一気に流行って一気に廃れるというのが日本の流行の特徴ですので、飽きられたらしばらくは人気がなくなりそうではありますが。
機能性とおしゃれ感を両立するアイデアヘアのツーブロック、この先も定番化されればよいですね。
この記事を読んで少しでも参考になれば光栄です。
ありがとうございました。