読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

元美容師が教える美容院と髪のこと

元美容師が美容院と美容師、髪の毛のことを紹介するブログです。

元美容師が教えるノンシリコンシャンプーとおすすめ

f:id:rerereflow:20150926092807j:plain

ノンシリコンブームが始まって何年たつでしょうか?

いまさら聞けないノンシリコンていいの?悪いの?
本当に良いシャンプーってどれ?など細かくご紹介していきます。

 シリコンとは

化粧品分野におけるシリコンとはシリコンオイルのことを指しシリコーンオイルは、一般に無色透明の液体で、耐熱性、耐寒性、耐水性に優れています。
また、広い温度範囲にわたって粘度変化が少なく、電気特性にも優れています。
さらに、 離型性、はっ水性、消泡性、潤滑性などの特性も兼ね備え、幅広い用途に使われています。
そして、飛びぬけて安定性・安全性の優れたオイルだと言われており、人体への毒性などはほぼありません。
シリコーンには大きく分けて『鎖状』と『環状』の二つがあります。
シリコーンを見分ける際には『~コン』と『~シロキサン』に注目しましょう。
成分名のはじめに『シクロ』が付いている場合「環状シリコーン」になります。※シクロとは『輪っか』の意味です。
環状シリコーンは鎖状シリコーンと比べ密着性が弱く揮発性があり残留しにくい特性があります。

鎖状シリコーン→アモジメチコン、ジメチコン、アミドプロピルジメチコンなど
環状シリコーン→シクロメチコン、シクロペンタシロキサンなど

シリコンの誤解

シリコンを使っていると毛穴が詰まってはげるとか、言われています。
ですがシリコーンオイルは液体状態で安定なので、固まって毛穴に詰まることはほとんど考えられません。
シリコーンはトリートメントなどにも沢山用いられていますが毒性などの心配は一切ありません。
こういった噂はノンシリコンというものを売りたいための戦略コントロールと考えてよいと思います。

ではなぜノンシリコンブームが起きたか?
大手シャンプーメーカーにノンシリコンはありませんでした。
そこで中小メーカーが太刀打ちするための戦略としてシリコン=悪者とし、ノンシリコンを推すという方法をとったのです。
大手もそんな噂に左右されない商品であればよかったのですが、シリコンを入れなければいけない強い洗浄剤を使っていたのでブームに押されてしまったのですね。

 

スポンサーリンク

 

 

 

ノンシリコンはもう気にしない!

ノンシリコンシャンプーブームですが、シリコンが悪いわけではなくシリコンを入れなければならない洗浄成分が悪いのです。
ノンシリコンブームのおかげで良い洗浄成分を使うシャンプーが多くなってきました。
しかし強い洗浄成分のままでシリコンを入れないという粗悪なものも出てきてます。
内容成分を読み取り、しっかりと選べるようになりましょう!

内容成分の読み取り方

化粧品は内容成分の多い順に全成分を表示する義務があります。
シャンプーの場合、水以外の上位2~3辺りが洗浄成分だと思って間違いないです。
*医薬部外品は指定成分のみ表示なので判別しにくくなっております。

合成界面活性剤 高級アルコール系シャンプー

高級とはありますが安価で非常に洗浄力が強い合成界面活性剤です。
安価なゆえ、この界面活性剤を使っているシャンプーは数多く存在します。
薬事法の改正でシャンプー類は全内容成分を表示しなければいけないので、だれでも確認することができます。
内容成分の表示法は量の多く入っているもの順になっており最後に指定成分(保存料とか香料、着色料)が書いてあります。
成分としては、ラウリル硫酸Naやラウレス硫酸アンモニウムといった、「ラウリル」「硫酸」という単語のつく成分が主成分になっている場合が多いです。

両性界面活性剤 アミノ酸系シャンプー

アミノ酸シャンプーは、アミノ酸から作られる成分が含まれております。
ココイルグルタミン酸・ヤシ油脂肪酸・ラウリン酸・ミリスチン酸・グリシン・メチルアラニン・サルコシンなどが代表的な成分になります。
「ココイルグルタミン酸」のように、「グルタミン酸」「アラニン」「グリシン」などのアミノ酸の名称が成分名に含まれているものは、アミノ酸系洗浄剤が処方されているという意味。
アミノ酸は、私たちの体のもとになるタンパク質を構成している成分。
実質、水分を除けば、身体の大部分がアミノ酸でできています。
なぜなら、タンパク質はアミノ酸からできているからです。
アミノ酸は身体のもと。だから、アミノ酸系のシャンプーが
頭皮環境や髪にやさしいというのも納得できますね

両性界面活性剤 ベタイン系シャンプー

ベタイン系のシャンプーはベタインを洗浄成分とする両性界面活性剤のシャンプーです。
ベタインは、天然の保湿剤で、肌や髪に潤いと滑らかさを与える成分として化粧品などにも使われています。
目に入っても痛くないほど低刺激なので、ベビーシャンプーの洗浄成分にもよく使われているんです。
コカミドプロピルベタイン、ココイルグルタミン酸TEA、ココアンホプロピオン酸Na、ラウロイルメチルアラニンNa
などがベタイン成分です。
名前に、ベタイン、ココイル、ココアンホ、ラウロイルとあるものは、ベタイン成分だと覚えておけばわかりやすいですね。

PPT界面活性剤 シルク系

アミノ酸系ではありますが分子量を大きくしてよりしっとりさせるタイプのシャンプー。
ココイル加水分解コラーゲンNa ・ラウロイルシルクアミノ酸Na
非常に洗浄力が低く、低刺激で高価な洗浄剤です。

石鹸系シャンプー

鹸系シャンプーは、脂肪酸ナトリウムや脂肪酸カリウムなどの石鹸成分によって配合されたシャンプーです。
固形のものと液体のものの2種類があり、高級アルコール系シャンプーと比べて刺激が少ないわりに洗浄力が高いことが特徴です。
脂性の方などにおすすめです。
しかし石鹸系シャンプーはアルカリ性のものが多いため、弱酸性の毛髪を洗うと、キューティクルが開いた状態になります。
そのため、洗い上がりは髪にごわつき・きしみを感じる場合があります。
リンスやクエン酸などでしっかり弱酸性に戻してあげないとキューティクルが開いた状態が長く続くので傷みの原因になります。
生物分解性が高く安全ではありますが、使い勝手が少し面倒なのがネックです。


これが現在発売されている洗浄成分だと思います。
高級アルコール系シャンプーを除外すると大丈夫だとはおもいますが市販のものはほぼ除外されてしまいます。
市販の中でも高級なものやサロン販売品が選択肢にあがってくるでしょう。
石けん系は肌には良いですが髪の毛にはあまりおすすめできるとはいえません。
全部覚えるのは大変かと思いますので、消去法で「ラウリル」「硫酸」以外とおぼえましょう。
指定成分、保存料や香料、着色料についても入ってるから悪者ではなく、使うと問題がある人がわかるようになってるだけなのです。
逆に無添加で使用期間を過ぎて使うほうが雑菌で頭を洗っているようなものなので大変危険です。
内容表示を正しく読み取ることが大事ですね。

コストパフォーマンスのよいおすすめ成分のシャンプー

現在成分にこだわるシャンプーが増えてきてはいるのですが、同時に値段も跳ね上がってます。
ドラッグストアで売っているものでさえ1000円を超えるものが多くなってきました。
流通の違いで一概にはくらべられませんがサロン専売シャンプーと値段の差がなくなってきて、むしろ高いものまで出てきています。
せっかくのよい商品でも高くて使い続けられないとか、気に入ってたけど廃盤になってしまったなんてことは経験あるでしょう。
コストに注目しておすすめの成分のシャンプーをご紹介しましょう。

市販編

クラシエのHIMAWARI(ひまわり)シャンプー

いち髪で有名なクラシエさんの新しく出たシャンプーです。
新商品ということで定番になるかどうかは怪しいですが、成分はなかなかよいものです。
いち髪の安売り時の倍はしますがそのくらいの成分は入っているます。

カウブランド無添加シャンプー

洗浄成分がマイルドで無添加で肌にも安心。
ですがそれだけなんです、、、手触りとか香りをとかはきにしないというかたに。

サロン編

デミ ミレアムシャンプー

市販のものと比べると少々お高いですが、サロン用のなかでは安めの商品でロングランです。
成分も文句なしで解析サイトで5つ星をもらう理由もわかります。
ですが私はあまり好きではありません(笑)

ナンバースリー プロアクション for C.シャンプー

解析サイトでは5つ星だったのが今3つ星に下がってるのが気になりますが、多分シリコンがはいってるからでしょう。
この商品もロングランでナンバースリーもこの商品の後にいくつもシャンプーを発売してますが超えてないのが現状。
それだけバランスが良く、3000mlパックを買うと市販商品クラスの安さで買えてしまうというのも流通量が多いおかげでしょうね。

とまあ解析サイトを参考にしましたが全面的に信用しているわけではなく、成分を見るのに便利な良いサイトだと思います。
口コミや解析などは判断材料として使うのには良いとおもいますが、鵜呑みにしてしまうのは危険。
逆にアンチ宣言をして閲覧を伸ばすという手法もあるようですので、気をつけましょう。
成分だけでは判断できない部分も多いですので、実際に使用したものをご紹介しております。
参考程度にみてくださいね♪

ノンシリコンシャンプーについてのまとめ

個人的ではありますがノンシリコンブームが良い商品のためのきっかけとなってくれればよいと思っております。
消費者はなかなか裏の真実がわからないことが多く、だましのない商品が生まれてくれれば良いなぁと感じてます。
ただ高級アルコール系を使っていてもなんも問題もない人もいらっしゃいます。
安価な商品というのも魅力のひとつですので一概に悪者にするのもどうかとはおもいます。
メーカーのだますような売り方が悪者にされてしまう原因なのでしょう。
この記事を読んで少し考え方が変わったりものの見方が変わってくれたら光栄に思います。
ありがとうございました。