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元美容師が教える美容院と髪のこと

元美容師が美容院と美容師、髪の毛のことを紹介するブログです。

元美容師が教えるヘアアイロンの選び方とおすすめ、正しい使い方

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今回はヘアアイロン、特によく使われるストレートアイロンについて考察していきます。
つやつやの真っ直ぐヘア、憧れますよね。
毎日のヘアセットに欠かせないという方も多いのでは?
何を選んでよいかわからないという方や使い方がいまいちよくわからないといった疑問を解決していきましょう!

ヘアアイロンとは

wikiには ヘアアイロン(Hair iron)とは、熱の力によって髪型を変えるために使う器具である。とあります。
今では電気でプレートを温めるものが普通ですが、それ以前はコテを焼いてくせをつける方法でした。
日本髪などは今でもまだ火鉢でコテを焼いて髪の癖をとり髪を結う職人さんがいらっしゃいます。
ちなみに現在のように高温になったのは1999年に薬事法で縮毛矯正による加温を180℃まで使用許可されてからのもので、つい最近のことなんですね。
さてここではストレートアイロンを中心にセット用ストレートパーマ用の違いや大きさや温度の違いなどを比較説明してアイロン選びの参考に頂きたいと思います。

 

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ヘアアイロンの選び方

種類の違いについてご説明いたします。
まずは全体のセット用、プレートの幅が広く作業を早く進めることができ最高温度は180℃を超えないもの。
セットに使うので安価なものが多いです。
縮毛矯正加温ストレートパーマに使えるもの。
これは180℃以上にあがるもので、中には230℃まで上がるものがあります。
特に縮毛矯正ストレートパーマに使うためには180℃以上でプレスする必要がありこの温度が目安となります。
高温にできるものは温度設定を自由に下げることが出来、温度においては大は小を兼ねますね。
逆に大は小を兼ねないのはプレートの幅です。
前髪や短い髪につかうには幅が短めのプレートが付いたアイロンが便利です。
パンチパーマに使うような小さいものまでありますが、そこまで細いのは実用的ではありませんね。
プレートの幅についてもそうですが全体の厚みも薄いほうが小回りが利いて楽です。
プレートコーティングにも結構違いがあります。
大体は滑りをよくするためにフッ素などのコーティングがされており、コーティングの良さが値段差にもなっていきます。
プレートのクッション(バネ)にも違いがあります。
これが良くないと髪をぴったりとはさめなかったり、プレートの傷みがはやかったりしますがスペックにクッションの種類が載ってることは少ないので実際操作しないと見分けるのは難しいです。
他には丸アイロンと一緒になっているタイプがあり、真ん中が分れるタイプ・外周にアタッチメントを付けるタイプなどがあります。
気をつけなければならないのが、外周が熱くなると素手で持てないし他の部分(耳など)への接触が危険ですので注意が必要です。
もしそのようなアイロンを買ってしまったならば、軍手などはめてするとかなり火傷の危険性は減ると思いますのでお試しあれ。
基準となる項目は

値段

まず予算を決めてから

プレートの幅

ロングであれば広いほうが作業しやすく、前髪に使うのであれば幅が狭くて全体が小さいものが好ましい。

プレートの質

記載されてる文章だけではなかなか判断がつかないのがここで、レビューなどをみるか実際手にしてみないと難しいところ。

コードの長さ

サロンワークでつかうなら3mはほしいですがご家庭で使うなら長すぎますのでここも見ておきましょう。

重量

結構長い時間持つものなので軽いほど良いですね、すぐ壊れてはだめですが。

温度

これは高いほうが良いのですがヒーターの性能も確認したいところですね。

色形

毎日使うものですので気に入った色や形のほうが良いですが、それだけではなくコードの付け根の形状(クルクル機能)や開閉の広さなどみるべきところです。

メーカー

美容機器というものは不思議なもので家電メーカーの勢力図にはあてはまらないので、メーカーだけで選ぶのは危険かも。

おすすめのヘアアイロン

ADST

値段問わずならば、間違いなくADST一択です。

プレートの質がよく、温度ムラが少なく髪に当てた後の温度下降も少ないので非常に作業が手早くできます。
温度管理も細かく設定でき、操作性もよい優秀な製品です。
ADSTヘアアイロンはM1とM2のモード変換ができM1はパワーモードで温度低下があまりないモードで美容室で縮毛強制を行う時に使用します。
M2はダメージモードで自動的に温度が下がるようになっています。傷んだ毛先と健康な根本と温度を変えてアイロンを入れる必要がなく根元~毛先をいっぺんに真っ直ぐ出来ます。
プロ用もこれをOEMで使ってるメーカーがほとんどで、これを基準に他をくらべてみましょう。

ワンダム

次に評判が良いのはワンダムというアイロンでADSTと非常に似ており温度調整がダイヤル式とかつくりが簡単などで比較的お安めになっていてお得です。

クレイツ

クレイツも評判がよいです、TVCMで売れたメーカーなのですが、サロンコラボ品などしており実績もあります。

その他

ネットで検索して人気のある2000~5000円の価格帯にサロニア・アゲツヤ・ヴィダルサスーンなどあります。
サロニアなどは某美容メーカーのベースアイロンとして使われていたりするので物は悪くないと思いますが、すぐ壊れるというレビューが多く当たり外れが大きく信頼性に欠けるというのがネックです。
他の機種について書いてあるスペックはいいのですがやはり信頼性の問題が多くみられます、でもお安いので気軽に買えるというのが魅力です。
パナソニック、テスコムなどはあまり評判がよろしくないですね。

なぜでしょう?
それは温度が170℃までしか上がらないからなんです。
髪は180℃でたんぱく変性をおこして傷むのでそこまでしか上げないのはわかりますが、温度が低い→時間がかかるので使いにくい!という評価になるのです。
温度が高いほうが初心者には扱いやすく、温度低めできちんと伸ばせたほうが傷みが抑えられていいのですが中級者程度のテクニックが必要になりますので、おすすめできません。

ミニアイロン

ヘアアイロンの正しい使い方ミニアイロンは持ち運んだりするのでロック機能はあったほうがいいですね、200℃まであがるミニアイロンは少ないですが。
サロンだと幅広25mm以上と幅が狭いものを使い分けて施術しますが2本持つというのは面倒ですので25mmがやりやすいと思います。

説明するまでもなく工程としては髪をはさんであたためてまっすぐにする、だけなのですが気をつけなければならない点があります。

アイロンをあたためる

これはスイッチを入れて温度が上がる前にやっても無駄になるので記述されてる時間まで待ちます。

中には温度設定がずれていて温度が上がりきらないなんてケアレスミスもあるので注意です。

髪を分ける

髪をスライスする幅が薄ければ薄いほどきれいにプレスできますが、時間がかかってしまうのでご自分に合った厚みを見つけましょう。

基本はブロッキングして下のほうから順にプレスします。

髪をプレスする

分けた髪をアイロンではさむ時に水分が十分に飛んでないと湯気が頭皮に当たって火傷することもあるので十分に乾かしても10%程度は水分が残っているのでしっかり乾かします。
2~3度試しプレスしてあげて水蒸気が出ないのを確認してから本プレスしましょう。
このとき毛先を手で持ってピンと張っておくのがコツで、きれいなストレート状態のものをプレスしましょう。
前髪などは指で持つと熱いのでコームなどをつかって上手にプレスしていきましょう。

スライドさせる

内側の根元からするのが一般で、スライドするスピードが重要です。

毛束の厚みや髪の質などによってかわってきますのでこれも自分なりのコツっが必要になります。
スライスが厚めならゆっくり動かさないと中まで温度が上がらないし、ゆっくり過ぎて焦げて炭素化してしまうのもいけません。
縮毛矯正であれば180℃で3秒プレスが基本で全体にその温度と時間が満たされるスピードでプレスしていくので時間がかかるわけです。
最後に手をはなして毛先を抜くんですが、パッ離してしまってはそのまま癖がついてしまうのでキレイな状態で抜いてあげましょう。

カールをつける場合

カールを少しつけたいときは毛先をぬくまえに90℃以上手首を返し、動きを止めずにそのまま抜きます。
これは結構難しいので練習が必要です。  
乾ききってしまうとどんなに熱を加えても癖はつきませんのでやりすぎはいけません。

電源を切る

今ではオートOFF機能がついてるものもありますが、電源の切り忘れで火傷や火事などおこさないようにしましょう!         

注意点

普段何気なく使っているアイロンですが200℃まで温度が上がる器具ですのでくれぐれも注意が必要です。

  • 溶けやすいものの上に置かない。
  • 小さな子供、ペットがいるところで放置したりしない。
  • スタイリング剤などついたままプレスするとプレートの劣化を早めるおそれがある。
  • しまうときは十分に温度が下がってから。
  • コードの断裂を防ぐためにゆとりをもって束ねましょう。

まとめ

一般のかたでご自分で縮毛矯正するという人は少ないと思うので、本当は170℃あれば事足りるセット用アイロン。
しかしいざ使ってみると170℃程度だとすぐ温度が下がってしまい「伸びが悪いなー」という印象になってしまいます。
温度が低ければスライスを薄くすればよいのですが、時間はかけたくないというのが本音。
温度が高いのは低いのもかねるし、温度が高くあがるということはそれに耐えられるように本体も丈夫に作られているということなので200℃まで上がるものをおすすめします。
初めて選ぶ人も、買い直そうかと思ってる人も、今使ってる人もこれを読んで何か発見や参考になればありがたく思います。
最後までご覧いただいてありがとうございました。